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FRAXY v.20150222beta

fraxy_20150222beta.zip (4.75MB)
fraxy_makeftb_20150222.zip (160KB)
トライのファイル入出力や暗号化、カスタムスプライト、エディタの文字列描画処理など、
今回は地味ながら複雑かつ規模の大きい処理を多数追加しているためデバッグが不十分です。
不具合がありましたら板に報告していただけると助かります。

MakeFTBはFTDをFTBに変換するツールです。
変換はfraxy.exeでも行えますが少し面倒なので、簡単に作成できるように別途用意してみました。
必要ならばダウンロードしてください。
…圧縮後のサイズが160KB程度だったので次からは本体同梱にするかもしれません。
今回のサンプル
以下のトライ関連のサンプルはtryフォルダに入っています。

try/sample_table
sample_table.ftd … ハッシュテーブル操作
try/sample_fcs
sample_fcs.ftd … カスタムスプライト
トライ関係
- ハッシュテーブル系命令を追加
ハッシュテーブルは複数のデータをまとめて管理し、ファイルとして入出力できる連想配列です。
テーブルは一つだけで、同時に複数のテーブルを操作することはできません。
主にハイスコアや各種状態を保存したい場合に使用してください。

"TABLEINIT",int1
int1 : TableSlot
テーブルを初期化します。
TableSlotはハッシュ値の振り分けに影響します。
大きいほどアクセス速度が安定する代わりに出力ファイルサイズが大きくなります。

"TABLESAVE","str1","str2"
"TABLELOAD","str1","str2"
"str1" : FileName
"str2" : EncryptKey
テーブルの入出力用命令です。
EncryptKeyは暗号化用のキーです。
SaveとLoadは必ず同じキーが必要になります。

"TABLEADD","str1",val2
"str1" : Key
val2 : Value (int,double,str)
テーブルに値を書き込みます。
値の読み書きはKeyを使ってアクセスします。
既に存在するKeyを指定した場合は上書きになります。

"TABLEGET","str1",var2
"str1" : Key
var2 : Variable to receive the value.
変数に値を代入します。
変数の型は値に合わせて変更されます。

"TABLEREMOVE","str1"
"str1" : Key
テーブルから値を削除します。

- getinfoで取得できる項目を追加
type,param : details

62,0 : リプレイか否か (is replay: 0=no, 1=yes)
- リプレイを無効にする命令を追加
"DISABLEREPLAY"
引数はありません。
無効化後に有効化することはできません。
- カスタムスプライトを追加
カスタムスプライトはユーザーが任意にスプライトを追加し、エフェクター等で使えるようにする機能です。
詳しい説明はcustomspriteフォルダ内のテキストやサンプルを参照してください。
この機能はトライで使用するためのものです。

"FCSLOAD","str1"
"str1" : FileName
カスタムスプライトファイルを読み込みます。
同時に複数のファイルを扱うことはできません。
先に読み込まれていた分は初期化により消去されます。
- リプレイ保存時にエラーが出る場合がある不具合を修正
トライの名称にファイル名として使用できない文字を使用した場合にエラーが発生していたため、
使用できない文字を取り除くように修正しました。
- FTBの入出力を追加
FTBはFTDのトライをコンパイルし、暗号化したものです。
FTBの作成にはMakeFTB、もしくはfraxy.exeを使用します。

・MakeFTB
FTD→FTBの専用ツールです。
本体とは別にダウンロードする必要があります。
起動後、コンパイルしたいファイルをドラッグアンドドロップしてください。
Compileを押すとコンパイルされ結果が出力されます。
成功するとコンパイルのログが表示され、Outputのファイルが生成されます。
コマンドライン引数にファイル名を渡すとそのファイルをコンパイルして出力します。
出力先は入力と同じディレクトリになります。
入力ファイルはFTD形式のファイルのみですが、拡張子が異なっていても構いません。

・fraxy.exe
コマンドライン引数に次のコマンドを渡すと"filename"をコンパイルして出力します。
fraxy.exe make "filename"
出力先は入力と同じディレクトリになります。
入力ファイルはFTD形式のファイルのみですが、拡張子が異なっていても構いません。

リプレイはFTDとFTBそれぞれ別々に扱われるためFTDで記録したリプレイをFTBで再生することはできません。
(と書いていますが、実際にはリプレイ内のトライファイル名を書き換えれば再生可能です)
エディタ関係
- カスタムスプライトの読み込みを追加
fcsファイルをドラッグアンドドロップするか、Miscのスプライトからファイルを選択して読み込みます。
スプライトは1000番以降に登録されます。
この機能はトライで使用するためのものです。
- 文字列描画処理を変更
使用メモリが増えるかわりに文字列描画が高速化されます。
この変更の都合上、エディットウィンドウに表示される文字列はほぼ全て袋文字になります。
何か不具合が発生する場合は edit.cfg の Font_Cache を 0 にしてください。
その他
- プレイヤーの装備のバランス調整

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